鰊御殿
小樽市鰊御殿は、明治30(1897)年、西積丹の古宇郡泊村に建てられたものです。
その後、昭和33(1958)年、当時創立70周年を迎えた、北海道炭鉱汽船株式会社が現在地に移築復元しました。
移築後、小樽市に寄贈され、昭和35(1960)年に、北海道の民家では初めて「北海道有形文化財鰊漁場建築」として、文化財に指定されました。
館内には、にしん漁やにしん加工に使われた道具や、番屋で暮らした人々の生活用具や写真などを展示しています。
また、当時の作業スタイルを体験することもできます。